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すでに観た人用|「リッチマン、プアウーマン」のあらすじとネタバレ
ここでは、すでに観た人用に「リッチマン、プアウーマン」のあらすじとネタバレを解説していきます。
もう一度観ようか迷っている方や、ネタバレでも良いので内容を知りたいという方はぜひ参考にしてください。話数ごとにあらすじとネタバレをご紹介しています。
第0話「Episode 0」
日向徹と朝比奈恒介の8年前の出会いから「NEXT INNOVATION」の起業までの軌跡を追うエピソードゼロで、本編のスピンオフ作品。
本編でも描かれる企業までのストーリー、3人目のメンバー遠野や取締役山上さんとの出会い、株式上場までを描く10分弱のストーリーになります。
本編6〜7話あたりまでを観てからもう一度見てみると、日向と朝比奈の関係性がよく分かり、よりドラマに感情移入することができますので、おすすめです。
朝比奈がなぜ途中で日向のことを裏切ってしまったのかは、作中でハッキリ描かれるわけではなく、あくまであいまいな伏線がいくつかあるのみです。
日向と朝比奈の最初の出会いから類推して「こうではないか?」と考えると、より本編を楽しむことができます。
エピソードゼロは、「FOD」より登録なし&無料で視聴することができます。
第1話「資産250億の男と就職難民女の最低最悪の出会い」
学生会館の1室を借りて起業したIT企業「NEXT INNOVATION」は、国が推進する共通番号制度(現在のマイナンバー制度のような制度)の導入に先駆けて、インターネット上で戸籍などの情報を管理・閲覧することのできるシステム「パーソナルファイル」の開発を計画。
また、それに先駆けて日向徹(演:小栗旬)インドのクラウド会社「パワートランク」を買収し、準備万端で市場からの反応も良いものになりました。
一方、4年の7月にも関わらず内定がひとつもでない東大理学部4年の夏井真琴(演:石原さとみ)は、少し遅れた時期に開催されるNEXT INNOVATIONの会社説明会に参加します。
会社説明会に訪れた真琴を日向は会場で「無能」と罵りますが、それに反発した夏井は日向に食ってかかり、NEXT INNOVATIONの経歴や社員名を次々と説明し始め自分の能力を知らしめようとします。
このとき、日向は夏井の発言を遮り名前を聞き出しますが、このとき夏井は実名ではなく、日向を昔捨てた母親の名前である「澤木千尋」の名を騙り、日向の気を引こうとしてしまいます。
実は、日向は過去に実の母親を探すために夏井の地元を訪れており、真琴とも面識がありました。しかし、日向は「心因性認識不全症候群」を患っており、人の顔と名前が覚えられないことによって真琴の顔を忘れていたのです。
後日、日向はパーソナルファイルのプロジェクトを推進するために、総務省女性事務次官・藤川に対して「気に入られる人物」を抜擢することを考え、会社説明会で出会った真琴を呼び出します。
彼女は記憶力がよく、電話帳サイズの個人識別番号制度に関する資料を一晩で記憶し、藤川事務次官の食事会で、プロジェクトを推進するための知識を蓄え日向を全面的にサポートすることに成功。
しかし、ささいな発言がきっかけになり藤川事務次官の触れられたくない過去に触れてしまい(年金記録の消失)プロジェクト名が頓挫仕掛ける自体に発展します。
怒りに震える日向を抑え、食事に誘うNEXT INNOVATIONのNo.2、朝比奈恒介は日向とは別の情報源で真琴が「澤木千尋」という名前を騙っていることを突き止めます。
第2話「動き始めた運命 嘘つきは恋の始まり」
偽名を使っていることを突き止められた夏井真琴は正直に名前が嘘であることを認めますが、藤川事務次官と上手く接することができるのは彼女しか現段階でいないため、そのままパーソナルファイルプロジェクトに契約社員(インターン生)として雇われることになります。
日向は相変わらず真琴のことを無能扱いしているものの、母親の名前と同姓同名の彼女の存在を気にしていることを、知人である禅僧・笛木に相談しています。この頃は日向本人は、真が偽名を使っていることを知りません。
その後、インターン生として偽名のままパーソナルファイルプロジェクトを担当する1人として活躍する真琴ですが、東京大学に講演会で呼ばれた藤川事務次官には学生であることを隠しており、嘘が発覚。
開き直った日向のせいもあって、総務省との会合への出入り禁止を宣言され、事実上パーソナルファイルプロジェクトは休止に追い込まれました。
しかし、真琴が最終面接を諦めてまで藤川事務次官に謝罪を続けたことと、日向が圧倒的な利便性のあるプログラムを見せたことによって、藤川事務次官は出入り禁止が取り下げられます。
このかいあって、真琴は再度インターン生としてNEXT INNOVATIONに迎え入れられ、雑用係として働くことになりました。
ただ、このときはまだ日向に対し、真琴の名前を伝えていません。
第3話「明かされた過去…。恋が壊れるとき」
第3話は、NEXT INNOVATIONの日常から始まります。完全成果主義のNEXT INNOVATIONでは、3ヶ月毎にエンジニアがたった1本の解雇通知「デスメール」で解雇される制度があります。
これを見た真琴は「悪趣味」と日向を批判しますが。朝比奈には「日向に悪趣味だといったのか!」とびっくりされる始末。経営者として、プログラマーとして優秀な今の日向が好きな朝比奈と、「変わってほしい」と感じている真琴の対比が描かれています。
後日、真琴は東大理学部の友人である遥香に過去に日向と知り合っていることを打ち明けます。また、留年して東大に入っていることも同時に打ち明けます。(4年まで打ち明けないのは逆にすごい)
真琴の実家は民宿を経営しており、母親を探しに来た過去の日向は真琴と一度出会っています。すでに真琴は、日向の母親がどんな人物で、どこに住んでいるのかを知っていましたが、実の日向の母親から硬く口止めされており、結局教えることができませんでした。
この間、朝比奈の妹であり、NEXT INNOVATION本社があるビルの一階にあるレストラン「エクラノーブル」で働くチーフシェフ、朝比奈燿子は日向への恋心を自覚しますが、真琴も日向のことが気になっていることを見抜き、真琴に対してライバル宣言をします。
今後、物語を通してこの2人は別の場所・シチュエーションで日向を支える重要な人物になっていきます。
一方、NEXT INNOVATIONでは、デスメールによって解雇された「一発屋 ※一度しかヒットゲームを生み出せなかったことからついたあだ名」こと坂口が、新しくゲームを作り日向に見せようとします。
真琴は日向と坂口を繋ぐために、「尊敬する人からありがとうと言ってほしいんです」というアドバイスを日向に投げかけます。日向は、坂口の資質を見抜いた上で、新会社設立のための出資をすることを宣言し、坂口は無事独立することになります。
その歓びもつかの間、偶然レストランで出会った日向と真琴は席をともにしお酒を飲みますが、酔いが回った真琴が偽名を使っていることを口を滑らせて話していまいます。
「二度と顔を見せるな」と真琴に言い放ち、日向と真琴はその場を去ります。
第4話「キスでよみがえる、忘れられた恋」
パーソナルファイルは開発が進んでいましたが、チーフプログラマーの細木、小川と安岡が設計したプログラムはバグこそないものの、日向は「新しいものを作る」「何を作るかが大事」という考えにそぐわないプログラムに憤りを感じます。
弱音を吐く開発陣の言葉に怒った日向は、1人で開発を進めることになります。いつになく社員をこき使う日向に、取締役の山上さんも苦い顔をしてしまいます。
一方、嘘がバレてしまった真琴は、日向に許してもらおうと1人でパーソナルファイルのためのアンケート調査を開始。300人にアンケートを取れば立派な信頼できる情報になることを調べ、実際に役所前でアンケート調査を実施しますが、不審者と間違えられて警察の取り調べを受けてしまいます。
身寄りが実家にしかない真琴は、日向に迎えに来てもらうしかないため、どんな顔をしてよいかわからないまま日向に迎えに来てもらいますが、日向はふと気づいたかのように真琴を車に載せ、パーソナルファイルの完成度合いを真琴に見せます。
パソコン操作が苦手な真琴が開発中のパーソナルファイルを上手く使えないことに嫌味を言う日向でしたが、「自分のようなパソコンオタクだけがパーソナルファイルを使うわけではない」ということに気づき、真琴の素人目線のアドバイスを参考にしながら、シンプルな設計のパーソナルファイルを再構築しました。
パーソナルファイルを日向が作っている間、真琴は日向の実の母親がいる住所をこっそりとオフィスの壁に下記つけ、母親の居場所を伝えています。後日、この書き置きは朝比奈の目に止まることになります。
改めて日向は真琴をNEXT INNOVATIONにインターン生として受け入れますが、朝比奈は大手通信会社「JIテック」との業務提携を無下にした日向と確執がおき、後々の朝比奈の裏切りへと発展します。
一方、朝比奈燿子は料理を食べに来た日向と過去の話をします。燿子も日向と過去に一度出会っていますが、日向はそれを覚えていません…しかし、お互いに一度恋に落ちた(?)ことから二人の仲は急速に深まりを見せます。
そして、偶然店の前を通りかかった真琴は、日向と燿子がキスをしていることを目撃してしまいます…。
第5話「あなたを支えたい…二人で迎えた朝」
日向と燿子の間に真琴がうろたえている中、日向はパーソナルファイルの実証実験を、真琴の知人であり元ヒットメーカーの工業デザイナーである青山が農業を営む村でおこなうことを宣言します。
日向はチーフプログラマーの小川と真琴をつれて実証実験を開始しますが、老人が多く新しいものに触れることすらしない老人にどうパーソナルファイルを使ってもらえるかが分からないこと、ライバル企業であるJIテックがパーソナルファイルの競合サービスを開発を進めているニュースが流れてきたことにより、日向は突如として苦境に追いやられてしまいます。
しかし、日向は真琴の励ましの言葉を受け入れ、パーソナルファイル開発に前向きに取り組み始めることで窮地を脱します。
一方、日向と軋轢を産んだNo.2、朝比奈恒介は、企業当初のメンバーだった遠野が個人情報流出データを持っているとの脅しを逆に利用し、一緒に日向を会社から退場させる意向を固めます。
結果、約500万人の個人情報が流出、上場株式時価総額も急激に下がり、日向は再び窮地に追い込まれてしまいます。
第6話「消えた三千億円!そのとき君はいない…」
個人情報流出事件によりNEXT INNOVATIONの株価は暴落する一方で、朝比奈が黒幕である個人情報流出の犯人は突き止められないままでした。まさかNo.2である朝比奈が裏切っていることは、誰も知らないまま。
そんな中、株式総会が開かれ、株主たちの怒号が飛び交う中、日向は屈せずこの状況下でもパーソナルファイルの開発を辞めないことを宣言。さらに株主を怒らせる自体に発展します。
こればかりは朝比奈も怒りを覚え、日向に対して「どうせ母親を探すのが目的なんだろう」と激怒してしまいます。あとから観るとこのシーンは朝比奈があえて怒っているフリをすると観ることもできます。
一方朝比奈は何者かにNEXT INNOVATIONの急落した下部を買い占めるように指示します。株式を買い占めることで日向が社長として残れる権限をなくそうという魂胆のようです。
一方、落胆している日向は、「へこんだときはいつでも呼んでください」という真琴に電話しますが、真琴は電話に出ることができませんでした。自宅で落ち込んでいる日向のもとへ現れたのは、真琴ではなく燿子です。
燿子は「弱っている男にこんなことするなんて」といいつつも、彼に好意を改めて伝え、キスをします。その頃、折り返し電話をかけていた真琴の電話に、日向が出ることはありませんでした。
第7話「第7話 社長交代…!? さようなら愛しき人」
NEXT INNOVATIONは個人情報流出の件を受けて、総務省から「業務停止命令」が出されました。社内で対応策を練っている折に、朝比奈は真琴に振られたことをわざとらしく打ち明けます。
一方、燿子とキスまでしていた日向ですが、それ以上は手を出さないという結果に終わっていることを朝比奈は知っており、その件についても日向に嫌味を言います。
真琴はその後日向と会い、先日電話に出られなかったことを謝罪しましたが、それとともに、日向自身が自信を持って社員たちを味方につけ、「大丈夫だ、打つ手ならいくらでもある」と言ってほしいことを日向に伝えます。
その声によって日向は現状打開策を講じ、情報流出被害者に謝罪金を出すために自社株のうち日向本人が持っている株式を売ることを決意します。そうすることで株価は上昇しますが、同時に社長として持つべき株式比率を日向が失ってしまいます。
結果、取締役会で社長解任動議が出されてしまい、日向は降格のみならず「解雇」に追いやられます。一連の流れがすべて朝比奈の思惑通りであったことを知った日向は、苦い思いをしながらも本社ビルを後にします。
一方真琴は、大手製薬会社の研究員としてスカウトを受けていました。大学研究室での実績で、珍しく学部生から抜擢される大逆転を成し得たのです。
しかし、真琴自身は日向のもとで働きたいと考えており、日向にそのことを伝えますが、日向は真琴の将来を考えたときに、本当に正しい選択をしてほしいと言う思いから、その思いを断ります。
日向はNEXT INNOVATIONの記者会見で社長解任と解雇を伝え、NEXT INNOVATIONから正式にさることになりました。
第8話「すべてを捨てて君と…明日への旅立ち」
日向に問い詰められた朝比奈はあっさりと仕組んできたことを認めます。これまで日向が朝比奈に無意識にしてきた仕打ちを返すように、追い打ちをかけていきます。
その後、山上は個人情報流出の謝罪金に自社株を当てた日向がほぼ無一文であることを伝え、同時に朝比奈の自社株保有率が40%を超えたことを伝えます。
また、日向が推進してきたパーソナルファイル事業はNEXT INNOVATIONの事業であるため、手を引いてくださいと言われてしまいますが、日向は納得することができません。パーソナルファイル事業だけを切り離し新会社設立を考える日向ですが、朝比奈のJIテックとの事業提携が発表され、何もない状態で日向が会社から追い出されることになってしまいます。
また、会社内から引き抜こうとした社員からも断られてしまい、たった一人、何もない状態で去る日向を、真琴は追いかけ、さらに内定をもらった製薬会社を断ってきたことも伝えます。
「日向徹についていきたい」…そう宣言した真琴と日向は、かつて日向と朝比奈がそうしたように2人でスタートの写真を撮影し、NEXT INNOVATIONを後にします。
第9話「私を信じて! あなたの壁を壊したい」
資産を失い家も車もバイクも失った日向は、知人の禅僧・笛木の寺に居候しながら、新会社を真琴と始める散弾を立てます。しかし、当初はパーソナルファイル事業をもとに会社としてやっていくことを決めていたため、実質仕事はない状態でした。
一方、パーソナルファイル事業をJIテックと提携したうえで進めている朝比奈は、JIテックからの申し入れにより日向が作ったコストのかかるインターフェイスを改変し、作り変えることに。改変したパーソナルファイルを見た藤川事務次官は、「日向がいないとこういうことになるのね」と苦言を呈します。
その頃、燿子は兄が日向を解雇するための計画を練っていたことを事前に知っていたため、情報漏えいの証拠となる資料を日向に渡そうとします。しかし日向はそれを受け取ろうとしません。
そんな甘い考えではダメだと感じた燿子は、朝比奈に呼ばれてカフェにいった真琴の姿を見せます。真琴にまで裏切られたと深く傷ついた日向は、真琴と口論になり、自分を捨てた母親、自分を裏切った朝比奈のように、真琴もまた自分から去っていくことを悲観します。
しかし、事務所に帰宅し電気をつけてみるとそこには壁一面にパーソナルファイルの改良案のメモ書きが張られていました。日向がいない間、真琴は藤川事務次官から改善案を非公式に依頼され、それをもとに真琴が記憶力を駆使して覚えていたものを書き込んでいたのです。
JIテックと提携した今のNEXT INNOVATIONのパーソナルファイルよりも優れているシステムを1人で開発した日向は、その能力をパーソナルファイルを藤川事務次官を通して見せつけます。
そして、その改良案を見たNEXT INNOVATIONのチーフプログラマー、細木、小川、安岡は、隠されたメッセージからこのプログラムが日向野作ったものだと尻、新会社に入ることを決意します。
細木、小川、安岡、そして日向と真琴の揃った新会社は「ワンダーウォール」と名付けられ、「仕事はなんでもやる、ただ、魂は売らない」という壁の言葉とともに、再スタートを切ります。
順調に進み始めて数日後、朝比奈がインサイダー取引の罪と情報漏えいに問われ逮捕されたニュースが流れ、日向一同は呆然とします。
第10話「あふれる想い…私たちが出した答え」
日向は朝比奈の一見で東京地検から事情聴取を受けます。その中で、元社員である遠野が、朝比奈とくんでいたことを自供したことを知ります。
遠野は過去、日向と朝比奈の夢の大きさを信じることができず、途中で彼らの元を去ったことを悔やんでおり、彼ら2人に認めてもらいたいと言う気持ちから、情報漏えいを計画していたのでした。
日向は朝比奈との面会を望むが、絶望した朝比奈は面会を拒み続けます。日向はその後も真琴と一緒にワンダーウォールの営業周りを続け、以前とは違う「ほうぼうに頭を下げる町工場のおっさん」のような、世間と折り合いがつけられる社長として成長していきます。
業績を伸ばし始めたワンダーウォールを見届けた真琴は、すでに自分は日向に必要ない存在だと感じるとともに、魅力的過ぎる日向のそばに、「好き」という気持ちを確認できないままいるのが辛いという理由でワンダーウォールを去ります。
製薬会社の研究所でアルバイトをし始めた真琴でしたが、日向には行き先を伝えなかったため、日向はなんと真琴の地元まで探しに行きます。ちょうど電車に乗り合わせた燿子とともに旅をし、実の母親に会うことを進められた日向は、実の母親の営む定食屋に名乗らず母親と再会します。
以前あれほど会いたいと願っていた母親に対しては、怒りも憎しみも覚えず、自然な気持ちで定食屋を後にした日向は、燿子との会話から「自分が本当に今会いたいのは真琴だ」ということに気づき、真琴のいる研究所に向かいます。
それと同時に、NEXT INNOVATIONの業績を断ち直し、朝比奈の帰ってこれる場所を作ることを決めていたことを真琴に伝えますが、肝心の「一番会いたい人は真琴だ」という言葉を伝えることができないまま、研究所を後にしてしまいます。
第11話「最終回・君のもとへ…二人の未来」
日向がNEXT INNOVATIONの社長復帰会見を開き、NEXT INNOVATIONの復帰を宣言するのを見た真琴は、無意識のうちにNEXT INNOVATION本社に立ち寄ってしまい、そこで日向と出会います。
真琴は立ち寄る以前にブラジル・リオデジャネイロへの配属が決まってしまい、日向にそのことを伝えますが、日向はそれに動揺し、彼女の仕事を「誰にでもできる仕事」と侮辱してしまいます。
一方、日向は朝比奈とやっと面会することができます。NEXT INNOVATIONへの復帰を新聞を通して知った朝比奈も、その真意を聞いて復帰を辞めさせようとしますが、日向は朝比奈な「帰ってこい」と伝えます。
朝比奈はその言葉に泣き崩れ、土下座し日向に謝罪します。
その後、真琴に対して電話口で謝罪する日向ですが、真琴からもう会いたくないと言われてしまいます。真琴は、口ゲンカのことを怒っているわけではなく、新会社を立ち上げ今度はNEXT INNOVATIONを復活させようとする日向と「好きすぎて辛い」からこそ距離を取りたいというのです。
つまり、真琴は自分が手の届かない範囲まで成長したことを実感するとともに、恋人としての関係性にはなっていないこと、日向の本当の気持ちが分からないからこそ、離れることを決めたのです。
混乱した日向は再度朝比奈に面会を申し入れ、アドバイスを乞います。「好きすぎて辛い」とはどういう意味なのか。
朝比奈は笑ってしまいますが、同時に「お前の気持ちが知りたいということだ」と的確なアドバイスをします。それと同時に、朝比奈は「真琴が日向を変えたことに嫉妬したからこそ裏切ってしまった」という思いを打ち明けます。
一方、パーソナルファイルは休止することなく計画が続行します。日向は、JIテックに交渉を申入れ、パーソナルがイルによる利益の譲渡をする代わりに、JIテックが被った一連の問題の賠償金を減額せよと要求します。
JIテック社長の宇田川はこの提案に興味を示し、交換条件として、パーソナルファイルの運用事件を迫ります。
2週間で運用実験を行うことになったためNEXT INNOVATIONは混乱に陥りますが、ワンダーウォールの協力も会って、運用実験は成功。なんとか倒産が回避されることになりました。パーソナルファイル計画は日向の立て直し策によって窮地を脱したのです。
ワンダーウォールでの成長を得て社員の顔と名前を覚えることができるようになった日向は、経営危機を回避したことを祝うパーティで社員一人ひとりの名前を呼び、社員を感動させます。
一方、真琴はブラジルへの旅立ちに向けて準備をしていますが、ワンダーウォール事務所に置き忘れた日向都の写真を忘れていることに気づき取りに行きますが社員が見当たりません。実は、ワンダーウォールの安岡が写真を持っており、察した安岡が日向に対して真琴に会いに行くよう促します。
写真が見当たらず諦めた真琴はそのまま空港へと向かいますが、NEXT INNOVATION社員全員が情報収集し真琴の飛行機出発便を調べ、空港で日向が間に合うように手配します。
真琴と日向は空港で再会します。日向はとうとう真琴に思いを伝え、ブラジルに行ったとしても、その距離をITの力で埋めるのがボクの仕事だと言い放ち、2人はキスを交わします。
それから1年9ヶ月後、出所した朝比奈はNEXT INNOVATIONに戻り、社員に頭を下げつつも、「俺達ならできる!!」という言葉を壁に書き、再スタートを切ります。また、ブラジルから真琴が帰ってきたことで、日向と真琴は結ばれることになりました。
スペシャル「リッチマン、プアウーマン in ニューヨーク」
第11話の最後、真琴がブラジルに向かった直後から遠距離恋愛を続けている2人の間を描くスピンオフで、最終話の最後のシーン(1年9ヶ月後)の間のストーリーがスペシャルとして公開されました。
ある日仕事でニューヨークを訪れた日向は、研究発表会で同じニューヨークを訪れている真琴と久しぶりに再会します。その後、1週間限定で休暇を取った真琴は東京に戻りますが、周囲からの勧めもあって日向の家に知財することになります。
一緒の生活を短期間始めた2人ですが、日向と真琴の生活スタイルはまったく異なっており、お互いに共同生活を営むことが難しいと感じてしまいます。
一方、出所した朝比奈はひっそりとサーバー管理会社で働いています。目の輝きが失われた朝比奈の表情は、目の前の仕事だけに取り組み明日に希望が見いだせないことを如実にあらわしています。
パーソナルファイルはJIテックとの連携で進んでいたものの、日向の考える方向性とは異なり、ATMのような専用端末のみで利用できるシステムにしようという流れになっていました。これは、個人の端末で便利にパーソナルファイルを使える日向の思想とぶつかります。
社内の人間もJIテックに従ったほうがよいと考える人が多数であり、社内の人材に失望するとともに、朝比奈ならどうするかと考え、朝比奈をNEXT INNOVATIONに復帰させようと計画しますが、本人から断られてしまいます。
真琴はその頃勤務先が外資系企業に買収されることでボストンへ転勤することが決まります。今後日本に変えるのは難しくなる…という上司のアドバイスを機器、退職して日向のそばにいるか、それとも転勤するかで大きく悩むことになります。
日向に相談しようとするものの、JIテックの言い分や社内への失望、朝比奈の復帰の断念が積み重なり、イライラしている日向は聞く耳を持ちません。結局真琴はボストン行きを決め、離れて暮らすことを決意します。
ワンダーウォールの社長になっている安岡の結婚式に呼ばれた日向は、当日にJIテックが経営破綻したことを知ります。そこで日向はパーソナルファイルをオープンソース化して個人端末に対応させるアイディアを思いつき、JIテック幹部や開発者の士気を高めます。その後結婚式に赴きますが、すれ違っている真琴と別れることを決意します。
真琴はボストンに旅立ちますが、一方でパーソナルファイル事業は日向の思い通りに計画が進み、社員をさらに鼓舞します。
日向はその後パーソナルファイルに欠かせない機能を実装するためにニューヨークのハードディスク工場の買収契約を結ぼうとしますが、上手く行きません。そこでさっそうと現れたのは、朝比奈恒介でした。
JIテックの採算が取れていない開発部門を買収することで、パーソナルファイルに欠かせない機能を実装できる高性能ハードディスクを導入することができることを知った日向は、その場を去ります。行き先はボストンの取引先であるとのこと。
ボストンへと到着した真琴は、NEXT INNOVATIONの社員らから、日向が近くを訪れているから会いに行くべきだとうメールを受け取ります。そして、その中で、日向が真琴に別れを切り出したのは、真琴を傷つけたくなかったからだということを知ります。
真琴は日向のもとへ向かい、お互いが相手のために変わることを決意し復縁することになります。
ときは映り、最終話の後半です。NEXT INNOVATIONに朝比奈が復帰した後、日本に戻った真琴と日向が幸せそうに過ごすシーンで、物語はハッピーエンドを迎えます。
「リッチマン、プアウーマン」のロケ地・聖地情報
「リッチマン、プアウーマン」は、東京だけではなく様々なロケ地があります。近くを訪れたときは、聖地として巡礼してみるのも良いかもしれませんね!
NEXT INNOVATION本社 – みなとみらいグランドセントラルタワー
「NEXT INNOVATION」の本社ビルの概観として使用されたビルです。本来の名前は「みなとみらいグランドセントラルタワー」と言います。神奈川県横浜市内にあるタワーです。
昼食会会場 – 鳩山会館庭園
藤川事務次官と初めて会食するシーンで用いられる昼食会場です。実際の名称は東京都内にある「鳩山会館庭園」と言います。
会社説明会会場 – つくば国際会議場
会社説明会のシーンで利用されたのは、茨城県つくば市の「つくば国際会議場」です。
いすみ鉄道国吉駅 – 高知県土佐清水市以布利駅
物語後半で日向と燿子が一緒に訪れた駅は「いすみ鉄道国吉駅」です。千葉県いすみ市刈谷のいすみ鉄道いすみ線に存在する駅になります。
また、実際に様々なベンチャー企業のオフィスを取材している記事にて、NEXTINNOVATIONのオフィス内をリアルに観ることができます。↓
おすすめ:ネクストイノベーション株式会社 に行ってきた! – 941blog
「リッチマン、プアウーマン」の主題歌|ヒカリへ – miwa
出典:miwa 『ヒカリヘ-short ver.-』 – Sony Music (Japan)
主題歌はmiwaの「ヒカリへ」で、作品は描き下ろしになっています。miwaが実際に台本を読んだうえで作詞・作曲を手がけているため、ストーリー展開や内容がイメージできる曲になっています。
また、挿入歌である「Napa」「HiKARiE Remix 〜English version〜」も、「ヒカリへ」のカップリング曲として収録されているので、ファンは要チェックです。
「リッチマン、プアウーマン」を観る方法は?
「リッチマン、プアウーマン」はフジテレビオンデマンドサービスで視聴することができます。
月額888円ですが、今なら31日間無料です。(2018年3月現在)
土日を使って視聴すれば、31日間で全話数観ることができます。登録してから31日間以内であれば料金がかからないので、無料で「リッチマン、プアウーマン」を視聴できることになります。
【彼氏欲しい人必見】彼氏を作る方法を知ろう♪
ここでは、彼氏作りとして実践できる方法を合計5つご紹介していきます。
恋愛ドラマを観て恋愛したくなった…と感じている方向けに、彼氏づくりの方法を簡単にレクチャーしていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1 出会いイベントに参加してみる(街コン・恋活パーティなど)
出会いイベントに参加することが、最も直接異性と出会うことができる方法です。
出会いイベントは、街コンや趣味コンのほか、婚活パーティや恋活パーティも含まれます。
地域によって開催されるイベントに偏りがありますし、イベントごとにどんな内容なのかも異なるので、参加したことのない人には少しハードルが高く感じられるかもしれません。
出会いイベントの内容や種類については、下記のおすすめ記事でもご紹介しています。
おすすめ記事:出会いイベントで彼氏作りってできる?恋がしたい人がやるべきこと
2 合コンに参加する/友達に紹介してもらう
街コンや恋活パーティは、本気度の高い男女が集まるため、少しハードルが高いと感じる人も多いと思います。
そんな方は、出会いイベントに参加するのではなく、合コンに参加したり、友達に男友達を紹介してもらったり…といった方法のほうが向いているかもしれません。
大人数で話すのが苦手な人でも、知り合いと同席して少人数で話すならできる場合も多いですよね。
ただ、そもそも合コンを企画してくれる友達がいることが前提なので、難しい人も多いです。その場合、ムリにセッティングする必要はないと思います。
3 もう一度身の回りに気になる人がいないか考えてみる
職場や大学、地元の友達など、もう一度身の回りに気になる人がいないかどうか、考えてみることもひとつの方法です。
すでに考えたことのある人も多いかもしれませんが、意外とあまり話したことのない人の中にも、「良いと思える人」が隠れているかもしれません。
たとえば、部署が違う同期や上司、長いこと合っていない同級生などなど、身近に恋愛のチャンスが転がっているケースが意外とあります。
4 社会人サークルや趣味のオフ会に参加する
社会人サークルや趣味のオフ会に参加して、出会いの場を広げることもひとつの方法です。
アニメ・マンガなどの趣味や、音楽・アーティストのファン友達など、共通の趣味を持っている人とは親密な関係を作りやすいです。
出会いイベントでも「趣味コン」というのがありますし、趣味で繋がるのは大きな効果があります。
恋活アプリ(マッチングアプリ)にも「Pairs(ペアーズ)」のように趣味で繋がるアプリがあるので、そちらを使ってみるのもおすすめです。
恋活アプリの特集は下記に掲載しています。
5 自分を磨く
直接的な方法ではありませんが、すでに「彼氏ができない女性の特徴」で解説した通り、出会のチャンスを無題にしないよう、自分の悪い部分を直していくことも大切です。
一見遠回りなようですが、自分磨きには、恋愛においてとても大きなメリットがあります。
自分磨きには、下記のような行動も含まれています。
- 生活習慣を整える
- ファッションに気を遣ってみる
- メイクを変えてみる
- 新しい趣味や習い事を始める
- 感情を揺さぶられる体験をする
- ダイエットを始める
- 料理をマスターする
- 休日の行動範囲を広げる
このように、恋愛のためだけではなく、毎日を楽しく過ごせるように自分で工夫していくことが、結局は満足できる恋愛にも繋がっていきます。
自分磨きの方法を知りたい方は、ぜひ下記記事を参考にしてください。
おすすめ記事:女子の「自分磨き」の方法まとめ!魅力ある存在になるための全知識
6 恋活アプリを使って異性と出会う
恋愛をしようとしても「時間がない」「周りに出会いがない」と悩む人も多いはずです。でも、今ではそれほど労力や時間をかけなくても、本気で恋愛することが可能です。
下記でご紹介している「恋活アプリ」は、どれも本気で恋愛したいと考えている人が利用しているアプリです。
出会いが少ない方や、気になる男性がいない方は、恋活アプリで恋愛を始めてみましょう。
女性は無料で使うことができるので、デートをすることになる場合のお金くらいしかかかりません。
また、恋活アプリは気になる人とアプリ上でメッセージのやりとりができるため、安心できます。
有名な恋活アプリにしぼって特徴や使い方をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
おわりに|「リッチマン、プアウーマン」は名作ドラマ♪
今回は、リッチマン、プアウーマンのあらすじとネタバレを解説してきました。ただの恋愛ドラマとは少し異なるコンセプトと、仕事と恋愛が絡む独特なストーリーが魅力です。
あらすじを呼んでもう一度観たくなってきた方は、ぜひもう一度、リチプアを楽しんでみてはいかがでしょうか?