「突然寂しい気持ちになってしまう」…そんな女性は多いでしょう。
時期やタイミングは個々人で異なるものの、突然寂しい気持ちが襲ってきたり、それに対処できなくて気が沈んだままになったりしてしまうとき、私たちはどうすれば良いのでしょうか。
寂しい気持ちは自分でもよく分からない状態・タイミングで陥ってしまうため、いつも回復するまで時間をかけている人も多いかもしれません。
悩みや精神的な浮き沈みは時間が解決してくれることも多ですが、自分から積極的に感情をコントロールすることができれば、毎日の生活はもっと楽しくなるはずです。
そこで今回は、寂しい気持ちを抱きがちな女性に向けて、寂しい気持ちを整理したり、解決したりする方法を解説していきます。
寂しい気持ちは、自分自身で改善できるもの。今回の記事を参考に、気分の浮き沈みに上手く対処できるような知識を学びましょう!
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寂しいとはどんな気持ちなんだろう?
寂しいとはどのような気持ちのことを表しているのでしょうか? 結論から述べると、それは人それぞれとしか言いようがありません。
恋愛や人間関係、引っ越しや学校や職場でのできごとなど、挙げればキリがないほど世の中には「寂しさ」の原因があります。
しかし、その中でも共通する「寂しさのタネ」のようなものがあり、それに繊細な人が気づくと「寂しい感情」が膨れ上がるのではないかと筆者は考えています。
そのため、自分にとって寂しいと感じる物事や、それにどう対処していくべきかを考えることで、自分の感情自体を上手にコントロールしていくことがとても大切であると思います。
そこで今回の記事では、寂しい気持ちになる理由として共通するものごとや、寂しい気持ちをいだきやすい人の特徴などをご紹介していきます。
寂しい気持ちに対処できるようになれば、あなたの毎日の生活はもっとより良くなるはずです。
細かなことにユウウツになってしまわないように、この記事で寂しい気持ちについていろいろなことを学んでいきましょう。
寂しい気持ちになる理由と原因
寂しい気持ちを抱いてしまう瞬間や理由は、いろいろな人の経験談や思い出を聴いていくと共通点があることが分かります。
その経験や思い出の、具体的にどんな部分が寂しい理由になるのかまでは分かりませんが、あなたにも通じる部分があるはずです。
自分が寂しいという勘定を抱くタイミングを知ることで、少しでも多く自分の感情をコントロールする方法を知ることができます。
まずは、どんなときに寂しい気持ちを抱くのか、その理由や原因について考えていきましょう。
1 女性ホルモンの乱れによって起きる
女性ホルモンの乱れと、情緒不安定には密接な関係があります。
女性ホルモンの乱れは、生活習慣や体質によって様々な原因がありますが、「睡眠不足」「偏った食事」「運動不足」によって引き起こされることがほとんどです。
情緒が安定していないとどうしても生活が乱れてしまいますが、生活習慣から精神が不安定になることをしっかりおさえておくことが大切です。
2 彼氏との関係や恋愛が上手くいかない
恋愛関係の悩みや彼氏との関係性の悪化によって、「寂しい」と感じてしまう時もあります。
寂しいという感情は、身近な人々との関係性によって引き起こされることもあります。
特に恋愛に関しては感情的な結びつきが強いため、すぐに感情が揺さぶられてしまうことも少なくありません。よって、寂しい気持ちを引き起こしてしまう原因になります。
3 友達が少ない・関係が上手く行ってない
友人関係が少ない人の場合、孤独感を紛らわしてくれる人が周りにおらず、寂しいと感じる機会が多いといえます。
また、これまで中の良かった友人とケンカしてしまったり、仲が悪くなってしまったりといったことも「寂しさ」が増す原因になります。
人間関係の悩みは、自分の人格や自分への自信を簡単に失わせてしまいます。
4 家族との問題を抱えている
家族と不仲だったり、家庭が上手くいっていない場合も寂しさを感じる原因になります。
家族というのは本来「安心できる場所」「還ってこれる場所」のようなものです。そんな大切な場所で心を落ち着けることができないとなると、自分はどこへ行けば良いのだろうと悩んでしまいます。
結果、それが寂しさに変わっていきます。
5 職場や会社の悩みを抱えている
職場や会社の悩み(特に職場でイヤなことがあるなどの悩み)は、自分にしか分からない辛さや大変さがあるため、「誰も自分のことを理解してくれない」と1人で悩みがちです。
仕事の愚痴や不満を言っても、自分以上に自分の境遇を知っている人はいないため、詳しくアドバイスをもらうことも難しいです。
そのため、孤独感や寂しい気持ちを感じてしまいます。
6 生活にハリがなく毎日が何となく憂うつ
生活習慣が悪いとその分情緒・精神面にも悪影響がでます。
それは女性ホルモンのバランスの乱れという形で説明することができます。
抱えたストレスを解消するための睡眠や、幸福感を感じるために必要な脳内物質を出すための運動、そして栄養のある食事をすることが、寂しい感情を解消する効果的な方法です。
しかし、生活にハリがない生活をしていると、生活習慣にもメリハリがなくなり、さらに情緒が不安定になってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
7 引っ越し・転勤などの環境の変化
引っ越し・転勤など、これまでいた環境とはまったく異なる状況で生活することになった場合、体調を崩したり、心に不安を感じたりすることがあります。
特に、長年実家に住んでおり初めて一人暮らしを始めた方や、住んだことのない地域で新生活を始めた方は、特に理由もなく寂しさを感じることがあるでしょう。
時間と生活への慣れが必要ですが、自分から積極的にリフレッシュしていくことも大切になります。
ここまで、寂しい気持ちを抱いてしまう理由をいろいろな観点から解説してきました。
寂しい気持ちは主に生活習慣と環境の変化で説明することができます。
また、寂しい気持ちは具体的な理由がなくても抱くことがあるため、原因を解決しようとするだけでは結局解決しない場合もあります。
まずは、下記より寂しい気持ちをいだきやすい人の特徴をおさえ、その後に具体的な寂しさへの対処法を学んでいきましょう。
寂しい気持ちになりやすい女性の特徴
人によって寂しさを感じるポイントや理由は細かく異なります。
しかし一方で、寂しい気持ちをいだきやすい人にはいくつかの特徴があるようです。
ここでは、寂しがりやな筆者と周りに集まる様々な寂しがりやの女性の共通点を挙げてみます。あなたに当てはまる部分もきっとあるでしょう。
自分の特徴を知ることで、そういう状況を避けたり、寂しい気持ちに陥ってしまったりすることを防ぐ手段になります。
1 長女・末っ子など家族の立ち位置
長女・末っ子など、家族の中での立ち位置として寂しさを感じやすい立場の女性は、「寂しい」という感情を抱きがちであると言われています。
長女の場合、「長女だから」ということを理由に、ほかの兄弟・姉妹と比べて我慢するという経験が多買ったと思います。
逆に末っ子の場合、「愛情を受けることに慣れている」という面があると思います。
こういった、育った環境によっても「寂しい」と思いがちな性格は作られていきます。
寂しい気持ちをいだきやすいと感じている人の中で、このポイントに当てはまる人は、最近住む環境や場所が劇的に変わったのではないでしょうか?
一人暮らしを始めたばかりの人などの中でも、長女・末っ子の方は環境の変化で寂しい気持ちが膨れ上がることが多いです。
2 家族との離別や死別の経験がある人
家族との離別・死別を経験している場合、大切な人と離ればなれになる、孤独感を感じることに一種のトラウマを抱えている場合があります。
トラウマとまではいかなくとも、そういった「別れ」に感情的に反応しやすくなってしまっていることは十分考えられるはずです。
そのため、住む環境が変わったり、新学期に入ったり、入学・卒業などがあったりする場合には、寂しいと感じる人も多いはず。
その中でも特に、「別れ」につらい思い出が多い人は、寂しい気持ちを強く抱くでしょう。
3 甘えっ子の性格である
これまで優しい家族や友人に恵まれていたことで、「甘えっ子」な性格な方もいるのではないでしょうか?
甘えっ子であることは通常あまりよくないことと言われますが、相手に安心感を与えることで、人付き合いがとてもし易い性格の持ち主であることも確かです。
しかしその性格のせいか、どうしても寂しさを感じることが多いはずです。
甘えっ子を治すことはそれほど簡単なことではありませんが、自分自身を磨き、他人に依存することを意識的に止めることで改善することができるでしょう。
4 心が繊細である
細かなことをいつも気にしすぎてしまったり、人から言われたことをずっと考え続けてしまったりするような「心が繊細な人」も寂しさを感じやすいといえます。
心が繊細である以上、自分の身の回りで起きたことを深く考えすぎてしまうことがあります。そのため、寂しいといった感情の揺さぶりを受けることも多いはずです。
心が繊細であることは、同時に相手のことを思いやったり配慮したり…といった人付き合いを上手くこなせる得意分野を持つことができるということ。
その性格を活かしつつ、寂しさを改善することはできます。
5 人見知り
初対面の人と上手くコミュニケーションを取ることが苦手な人や、知らない人と付き合うことが苦手と感じている人は、寂しいという感情をいだきやすいといえます。
その理由として、自分から人付き合いに距離感を作ってしまうことが挙げられます。
人付き合いに距離感を取らないと自分が傷ついてしまう。けれど、距離感を取ってしまうと今度は寂しさを感じてしまう…という悪循環になってしまっています。
ある程度人との距離感の保ち方を練習すれば、人見知りからくる寂しさを解決することは十分可能です。
6 マイナス思考・ネガティブ思考の人
「どうせ自分なんて〇〇だ」と自分自身に対して悲観的になることが多い人や、出来事に関してネガティブな想像をしてしまう人も、寂しいという感情を抱きがちです。
人付き合いをする自分自身を悲観的に見てしまうため、いくら考えてもポジティブに行動できない自分自体に嫌気がさしてきてしまいます。
結果、寂しさを解決する手段がなくなってしまうのです。
ものごとを考えるときに意識的にポジティブになることを目指せば、少しずつ改善していくことができるでしょう。
7 自分に自信がない人
マイナス思考・ネガティブ思考の人と似ていますが、自分に自信を持てない人も「寂しい思い」を抱きがちです。
自分に自信がない以上、「人付き合いが上手く行かないからここで関わるのは止めておこう」と自分自身にブレーキを掛けてしまいます。
そういう感情が先回りしてしまい、ますます自分に対して自信を失っていくという悪循環に陥りやすいです。
解決するためには、まずはじめに具体的な「自分への自信付け」を実践していくことが大切です。
たとえば、「自分磨き」の方法をご紹介している記事を読むことで、自分に自信を付ける方法を学ぶのもひとつの方法です。
ここまで、寂しい気持ちになりやすい女性の特徴をご紹介してきました。
あなたに当てはまる部分もきっとあったと思います。
まずは、自分がどんな特性を持っていて、どんなときに寂しい気持ちを抱くのかを整理することが大切です。